2023-12-20 鈍色の空 彩り豊かに演奏したいと、常々思っています。 なので、灰色をイメージした音色は考えたことがありませんでした。 しかし、灰色をこのように表現する人がいます。 「あたりの色を自分の中に抱きこんで自分は透きとおってしまう無類の優しい色」染織家 志村ふくみ 江戸時代には100種類を超す灰色があったそうですね。 実はバッハもモーツァルトもベートーヴェンもショパンも、みんな江戸時代なんです。 今は感覚的に失われてしまった色合いがあるのかも知れません。