ばおりんブログ

バイオリンのこと、そうじゃないこと

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

うっとりの日

とはいえ、最初の一歩が踏み出せない日があります。 そんな日は、お休みしてください。 そして、空想で演奏してみてください。 空想なので、なんでもできるのです。 その空想に、恍惚としてみましょう。 ゆっくり、心が変わってきます。 ゆっくりゆっくり、…

心のこもった演奏

赤や青など色でも良い。 レモンやラベンダーなど香りでも良い。 悲しみや喜びでも。 心に思いをたくさんこめて、演奏します。 練習を重ねるごとに、自然と音に滲み出てきます。 魔法や念力みたいですって? 魔法や念力、使ってみましょうよ。

演奏会

人前で演奏しようと思った時、そこには魔物が住んでいます。これから何弾くんだっけ。バイオリンってどうやって弾くんだっけ。頭が白ーくなっていく。全部魔物の仕業です。 どうしたら良いのか。 魔物といっても、本当は自分の心です。友達になってしまうの…

お砂糖とビブラート

昭和の後半はお砂糖全盛期でしたね。演奏家たちもビブラートいっぱいで演奏してました。平成に入ると、お砂糖控えめという人が増えてきました。演奏家たちのビブラートも控えめになってきたように思います。ビブラート無し、なんていう極端な人もいました。…

グラッペリ

ストレスフルだった日あるいは心が沈んでしまった日は”Stéphane Grappelli”と検索してください。 何が良いのかと聞かれると、とても曖昧です。心地よい曖昧、ジャズですから。 沈んだ気持ちを無理に持ち上げようとしないで、ふうっと一息ついて浸ってみます。…

レッスンの言い訳

先週は長くって言ったのに今週は短くって言われた。 先週は大きくって言ったのに今週は小さくって言われた。 なんてことありますよね。 音楽の表現は言葉に置き換えるのがとても難しく、言い尽くせないニュアンスをなるべく具体的に伝えようと思うと、とかく…

妙音

いうにいわれぬ美しい音を妙音と言います。 演奏する時、どうしてもはっきり伝えようとしてしまいがちですが、時には、想いだけが伝わるような、ささやかな音も使ってみたらどうでしょう。 フランスの演奏家の音には香りがあると言われます。何か理屈や説明…

ビブラートについて思うこと

ビブラートは過渡期なのかなと思います。 50年前、バイオリニストも歌手の人たちも、全ての音をビブラートいっぱいで歌っていました。 でもそれは何だかちょっと、かえって品がないのでは無いかと思えてきた頃、世の中のプレーヤーたちも、ビブラートを減ら…

フレーズって何

フレーズは、一息に歌いたい音たちの集まりです。 4小節フレーズということが多いですが、4小節が4つ集まって16小節のフレーズなんて壮大に考える人もいます。 大きなフレーズは、曲の全体像が見えやすくなります。 細部を丁寧に演奏しながら大きなフレー…

秘密の楽しみ

心静かに暮らすことが大事です。 自分の心の声がうるさい時ありませんか。 ああでもないこうでもない、ああなのかなこうなのかな、、、 そんな時、youtubeの雨の音がおすすめです。 すごい高音質で雨の音だけをずうっと流してるやつです。 その音を聞いてい…