古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、音楽について深い考えを持っていました。
音楽は詩作であり哲学であり、神の言葉を伝えるものであると考えました。
奏でることで,勇気、そして節度を備えて、魂を調和した状態へと導くのだそうです。
ソクラテスは、午後のひとときアテナイの広場をぶらぶらしながらそんな思いに耽っていると、世界3大悪妻と名高きクサンティッペが、「弁論なんかしてる暇があったら家事を手伝いなさいよ!」と叫ぶや、後ろからバケツの水をぶっかけました。
ソクラテスは平常心で答えました。
「雷が落ちた後には、大雨が来るものです。」