ばおりんブログ

バイオリンのこと、そうじゃないこと

お掃除は運気を上げる魔法です

昔は練習することを、さらうって言ったんですよ、知ってますか。

さらうっていうのは、井戸の底の汚れを取り除いて水の流れを良くすることなんです。

だから、繰り返し繰り返しさらって、すっと流れるように上手に弾けるようにするってことなんですね。

底の汚れ、たまっていませんか。

いつまで寝てんの?

都心の桜の名所、千鳥ヶ淵、今年はずいぶん遅れてまだ五分咲きです。

今週末が見頃です。

夜はライトアップされ、ボートも乗れます。

 

ライトアップは蕾の頃から初めて、まだ咲いていない蕾たちが、ライトアップの暖かさであわてて咲きだすのだそうです。

「えっ起きなきゃ」みたいな感じでしょうか。

桜も大変ですね。

どうなのかな

男性脳は微妙な色彩を感じにくい。

女性脳は空間把握がしにくい。

という人がいます。

 

感覚感性において男女の区別は意味がないと思うのです。

もし身近でそのように感じる人がいたなら、それはその人の思い込みによる後天的なもの、あるいは感じる人の思い込みだと思います。

 

男女の色分けなどしている暇があったら、自身の色合いをもっと豊かにすることを考えたほうが良いのではと思ってしまいます。

そもそも感覚感性は脳だけが行なっているものでは無いので。

 

この世はわからないものだらけです。

わかった気にならないことが大切なのかなとも思います。

心の内を

「心は複雑で、本来完全に言葉で表現することができないものです。その反面、音楽は真の心の中を直接的に表現することができる。」脳科学

 

思い切ったこと言いますね。

でも、その通りだと思います。

真の心の中なんて、大抵もやもやです。

自分でもよくわからないんじゃないでしょうか。

ただ何か、確かに思える響きや、匂いや色合いがあるのかも知れませんよね。

箸休め

コーヒーが好きです。

豆を挽く時の香りは、もうすでにクライマックスかと思われる程の気持ちの高まりを感じます。

ドリップはゆっくり丁寧に、豆と会話します。

上手にはいった時は、2度目のクライマックスです。

余韻が長く続くのも魅力です。

もう少し飲みたいなと思うくらいのところでやめておくのが、美味しくいただく秘訣です。

 

演奏のご褒美に美味しいコーヒー豆をください。

老化を防ぐ

バイオリン演奏時に行われる動作は、作業記憶と呼ばれる能力を発達させ、脳全体の活性化に繋がると言われています。

また、楽譜を読むことで、右脳と左脳を交互に使うことになり、脳の衰えを防止するのだそうです。

 

脳にいい効果のある楽器ランキングは、1位ピアノ 2位バイオリン 3位ウクレレだそうですよ。

 

ピアノに負けましたね。

ウクレレも良いですね。

はかりしれないもの

モーツァルトは神さまの言葉を預かったと言われています。

楽しくふざけた雰囲気の時もあります。

でもその奥に滋味が隠れています。

静かに心に沁みて、周りの空気も和ませます。

 

それは野菜も美味しくなるし、お酒も味わい深くなることでしょう。

 

ただ、神さまは気まぐれですから、調子に乗っているとハシゴを外されることもあります。

 

騒がしい心には染みてこないのかも知れません。

いつも柔軟に素直でいることは本当に難しいです。

そんなことができたら、その人はもう神さまかも知れませんね。

ちょっと気難しい話

演奏を録音しても良いですかと聞かれることがあります。

もちろんどうぞと言いますが、本心ではあまりお勧めしません。

今ここでしか聞けない音があります。

持ち帰っても、一番大切なものはもう失われていますよ。

 

「桜が刹那的に美しいと思うのは、もうすぐ散ってしまうという未来を想像できるから」ニーチェ

はじめてみませんか

バイオリンは全ての工程を手作りされたものが良いです。

ただ、続かないかも知れないけどちょっと触ってみたい、という人には少し高価になってしまいます。

工場で大量生産されたものは安いですが、きちんと選ばないと、品質に問題があって、あまり楽しくない結果になることが多いです。

 

工場製品でもいくつかおすすめはあります。

いちばんのおすすめは、恵那バイオリンです。

日本の木材、日本の工場で作られ、職人の手作業で仕上げられています。

いちばん安いものでも、とても良い作りで、一生使える楽器です。

音色が柔らかで愛着を持てる感じがします。

Amazonでも買えますよ。

飽きちゃったら、お部屋のインテリアになります。