ばおりんブログ

バイオリンのこと、そうじゃないこと

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

言い訳

バイオリンソナタと言いながら、ほとんどの音をピアノが弾いているというのが事実です。 ピアノの音符の量はバイオリンの10倍くらいあります。 えーそんなにって思いますよね。 「梅に鶯」を思い浮かべてください。 美しく調和するもののたとえです。 ところ…

口笛

バイオリンのハーモニックスはフラジオレットと言います。 フラジオレットは昔のティンホイッスルのような笛です。しゃれたネーミングだと思いますが、もう少し違うイメージがあるような気がしていました。 「うそ」という鳥の声を聞いた時、これがバイオリ…

アンパンマン第1321話

ソフトクリームマンはカレーパンマンに対して、熱い(暑い)だの辛いだの言って冷たくするのです。 カレーパンマンも最初は対抗しますが、みんなを喜ばせたいという気持ちは同じだと考え直し、自分から謝って仲直りします。 カレーパンマンはちっとも悪くな…

幸福論

ドイツ人は自己肯定感が高く、他人の目を気にしないと言われています。 「自分の好きなもの」「自分にとって大切なもの」を知っているとも言われます。 ずいぶん大人な国民ですよね。 休店法というのがあって、日曜日の商店は全てお休みです。 それが落ち着…

夏は熱い物が腹の薬

フリッツ・クライスラーはとても好きなバイオリニストです。 お兄さんがヒューゴ・クライスラーと言ってチェリストです。 2人で録音したSPがあります。 とても素敵です。

ミントの森

フランス人は、香る音を出しなさいとよく言います。 確かに彼らは、ほわっと香るような素敵な音を出します。 日本の香道では、香りは「聞く」と言うそうです。 香りに響きを感じるのでしょうか。 イタリアの調香師はオペラをイメージして、音階ならぬ、香階…

あてなるもの

かき氷は平安時代、枕草子にも登場します。 大変雅やかで上品な食べ物と表現されています。 シロップは無くて、蔓草の樹液「あまづら」をかけました。 ちょっと土の香りがするほのかな甘味だそうです。 メイプルシロップにも近いかもしれませんね。 昔の人も…

ちゃんと覚えていますよ

お盆はご先祖様が家に来ます。 なのにお墓参りに行ったりします。 行き違いになってしまうのではないでしょうか。 きっとそんなことはないでしょう。 家にもいるしお墓にもいると思います。 あるいは、家にもいないしお墓にもいないと思うのです。 年に一度…

熱帯夜お見舞い

歳をとると快眠が難しくなります。 科学的に証明された快眠寝具はないのだそうです。 あれやってみたりこれやってみたり、人それぞれなのでしょうね。 がっつり冷房をかけて、冬布団冬パジャマで寝ると良いと言いますが、本当にそんなことしてる人はいるので…

日本人は平ら好き

江戸時代、新しく入ってきた西洋画のことを、凸凹画と言ったそうです。 遠近法で凸凹なのか、あるいは油絵具が凸凹に感じたのか、真相はわかりませんが、面白い感想ですね。 西洋音楽も凸凹に聴こえたかもしれませんね。 オーケストラなんて、でっかい音やち…

長い道のり

ニューヨークカーネギーホールというと音楽家で知らない人はいない音楽ホールです。 チャイコフスキーの時代からハイフェッツまで、有名人がこぞって演奏しました。 ニューヨークに住んでいたことのあるピアニスト ルービンシュタインはある時、道を尋ねられ…

ポルトガルの詩情

毎日水をあげる鉢が4つあります。 1日おきにあげるのが2つです。 じょうろを使います。 漢字で如雨露と書きます。 ポルトガル語だそうです。 雨露が如くとは、良くできた字ですね。

暑中お見舞い

和の風情と美意識が感じられる露芝文様。 芝草についた露を、模様にしたものです。 儚く美しい、江戸っ子好みの文様なのだそうです。 暑い季節に、涼しげな気持ちにさせられます。 最初見た時、フェルマータかと思いました。 職業病ですね。 ちなみにフェル…