ばおりんブログ

バイオリンのこと、そうじゃないこと

ほどほど

バイオリンを弾くことで、感受性を育み、創造的で個性的な心の働きを豊かにすると言われますが、程度の問題はあると思います。

 

感受性が強すぎると生きにくくなります。

気にしすぎないことや、気分転換することも一緒に育みたいですね。

 

また、創造的で個性的すぎると人間関係が難しくなります。

みんなと違っているということは全く悪いことではありませんが、みんなと同じが良いという感性も悪いものではありませんよね。

違ってることと同じこと、両方ほどほどにあるのが心地よいのではないでしょうか。

 

ブラームスは良い人付き合いをしようと懸命に生きた人だと思うのですが、如何せん強い感受性と強い個性創造性が邪魔をしてたくさんのトラブルに見舞われたのだと思います。

「自分が付き合いにくい人間だということを、あまりにしばしば思い知らされるので、その損害に耐えるのには慣れております。」ブラームス