ばおりんブログ

バイオリンのこと、そうじゃないこと

2023-01-01から1年間の記事一覧

今日はダメだ

適度な運動は体と心に良いと聞きます。 体と心が具合悪いと、演奏もままなりませんね。 適度ってどれくらいなんでしょうね。 人によっても違うのでしょう。 朝15分、陽にあたって散歩すると良いらしいです。 あと家の掃除を一生懸命すると、良い運動になるら…

美しい音色のために

本を読んでください。 音楽の本じゃない方が良いですね。 たくさん想像できる物語が良いです。 言葉の隙間でたくさん空想してください。 絵を鑑賞してください。 イラストでも良いですね。 自分で描くのも良いです。 色たちが語り、響き合う様を楽しんでくだ…

うっとりの日

とはいえ、最初の一歩が踏み出せない日があります。 そんな日は、お休みしてください。 そして、空想で演奏してみてください。 空想なので、なんでもできるのです。 その空想に、恍惚としてみましょう。 ゆっくり、心が変わってきます。 ゆっくりゆっくり、…

心のこもった演奏

赤や青など色でも良い。 レモンやラベンダーなど香りでも良い。 悲しみや喜びでも。 心に思いをたくさんこめて、演奏します。 練習を重ねるごとに、自然と音に滲み出てきます。 魔法や念力みたいですって? 魔法や念力、使ってみましょうよ。

演奏会

人前で演奏しようと思った時、そこには魔物が住んでいます。これから何弾くんだっけ。バイオリンってどうやって弾くんだっけ。頭が白ーくなっていく。全部魔物の仕業です。 どうしたら良いのか。 魔物といっても、本当は自分の心です。友達になってしまうの…

お砂糖とビブラート

昭和の後半はお砂糖全盛期でしたね。演奏家たちもビブラートいっぱいで演奏してました。平成に入ると、お砂糖控えめという人が増えてきました。演奏家たちのビブラートも控えめになってきたように思います。ビブラート無し、なんていう極端な人もいました。…

グラッペリ

ストレスフルだった日あるいは心が沈んでしまった日は”Stéphane Grappelli”と検索してください。 何が良いのかと聞かれると、とても曖昧です。心地よい曖昧、ジャズですから。 沈んだ気持ちを無理に持ち上げようとしないで、ふうっと一息ついて浸ってみます。…

レッスンの言い訳

先週は長くって言ったのに今週は短くって言われた。 先週は大きくって言ったのに今週は小さくって言われた。 なんてことありますよね。 音楽の表現は言葉に置き換えるのがとても難しく、言い尽くせないニュアンスをなるべく具体的に伝えようと思うと、とかく…

妙音

いうにいわれぬ美しい音を妙音と言います。 演奏する時、どうしてもはっきり伝えようとしてしまいがちですが、時には、想いだけが伝わるような、ささやかな音も使ってみたらどうでしょう。 フランスの演奏家の音には香りがあると言われます。何か理屈や説明…

ビブラートについて思うこと

ビブラートは過渡期なのかなと思います。 50年前、バイオリニストも歌手の人たちも、全ての音をビブラートいっぱいで歌っていました。 でもそれは何だかちょっと、かえって品がないのでは無いかと思えてきた頃、世の中のプレーヤーたちも、ビブラートを減ら…

フレーズって何

フレーズは、一息に歌いたい音たちの集まりです。 4小節フレーズということが多いですが、4小節が4つ集まって16小節のフレーズなんて壮大に考える人もいます。 大きなフレーズは、曲の全体像が見えやすくなります。 細部を丁寧に演奏しながら大きなフレー…

秘密の楽しみ

心静かに暮らすことが大事です。 自分の心の声がうるさい時ありませんか。 ああでもないこうでもない、ああなのかなこうなのかな、、、 そんな時、youtubeの雨の音がおすすめです。 すごい高音質で雨の音だけをずうっと流してるやつです。 その音を聞いてい…

バイオリンってどうやって練習するの?

すごく上手に演奏したいフレーズがあるとします。 ゆっくり練習します。何度も練習します。 あまり長く練習してはいけません。 その代わり毎日練習します。 そして練習していない間、そのフレーズを心の中で思い浮かべます。 いろんなものに触れながら思い浮…

ばらかもんになりたい

心が沈んだ時もバイオリンを弾く。 ゆっくり、小さい音で、休み休み、 生まれたての音は、水面のように気持ちを映す。 そしてぼんやりと反照する。 元気が出た時もバイオリンを弾く。 それでもやっぱりなるべくゆっくり。 じんわりと滲み出るように、音を紡…

大人になってから始めるバイオリン

人生100年です。 65歳から始めたとしましょう。 70歳にはそこそこ人に聞かせられるようになります。 そしたらそこから30年間バイオリニスト人生です。 どうですか。 大人も子供も初心者は拍を数えるのが難しいです。 アインシュタインはバイオリンが大好きで…

良い音ってどうやって出すの?

日本語でピアノは洋琴、バイオリンは提琴と言います。そして良い音は、琴線に触れる、と言います。琴線ってどこにあるのでしょう。お腹の中あたりでしょうか。お腹に響くのは良い音ですね。頭で考えすぎて行き詰まってしまったら、お腹に聞いてみましょう。…